旗艦の意味は?読み方は?

たまに雑誌などでブランド店の紹介でも
「当店の旗艦店はこちらです。」
などど書かれていたり、日経新聞など
ビジネスニュースでも使われています。
旗艦についての意味も読み方も
わからないまま、何となく読み進めて
しまっている方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな旗艦の意味や読み方について調べてみました。
旗艦の読み方
旗艦の読み方は、読んで字のごとく「きかん」と読みます。漢字をそのまま見ると旗と船(艦船)のイメージが強いですよね。
これがなぜビジネスや店舗を表すような時に使われるのか、
とても不思議な感じがします。
旗が立っている艦船と、
ブランドやビジネスとの関係はなかなかつながりませんよね。
旗艦の意味は?
旗艦の本来の意味は、漢字の印象そのままに、司令官などの上官が座上する船のことで、海軍用語だそうです。
海上自衛隊では、大和読みで「はたぶね」と読んでいるとか…。
つまり、司令官などの中心人物が乗っている旗印の船という意味になります。
戦場などで本当の意味で旗艦と使う場合は、
かなり重要なポイントなのだろうなということが想像できます。
旗艦が使われるようになったビジネス用語「旗艦店」
ニュースや雑誌で使われるようになった「旗艦店」という言葉。この旗艦店とは、各地に出店された店舗の中で、
そのブランドや店舗を代表して中心的な存在となる店のことを指します。
つまり、司令官が乗った艦船がとても重要で大切なポイントであるように、
そのブランドやメーカー、チェーン店にとって、利益や集客などに
とても大切な地位を占め、力を注いでいる店舗というになります。
そのブランドの旗を掲げて、大きな売り上げを持つような店舗であれば、
本店に限らずそれぞれの地域ごとにマークされるのです。
例えばユニクロであれば、
東北なら宮城県の仙台泉店、東京の銀座店や新宿東口店、
西日本には大阪の心斎橋店を旗艦店として
注目を集めるキャンペーンなどが行われているようです。
旗艦店に行けば、司令官が指し示すように、
ブランドが目指す方向性が見えるのかもしれませんね。